BS_Object_Relationship概要
「BS_Object_Relationship」はすべてもオブジェクトの色と時間軸を関係づける便利なインジケーターです。
「BS_Object_Relationship」は「LTM+」の後継プログラムになり、「LTM+」をさらに使いやすく進化させました。
なお、「LTM+」は「BS_Object_Relationship」に統合されますので販売終了となり、すでに「LTM+」をご購入の方は無償で「BS_Object_Relationship」にグレードアップいたします。
BS_Object_Relationshipの設定と使用方法
以下の画像が、「BS_Object_Relationship」で設定できるパラメーターです。
「BS_Object_Relationship」を実行する方法は、ショートカットキーとチャート上の操作ボタンの2種類です。
ショートカットキーを使用する場合は、任意の1文字を設定し、ショートカットキーだけを使う場合は、操作ボタン有無をFalseにします。
操作ボタンは任意のサイズ任意の位置に設定可能です。
「BS_Object_Relationship」の実行はほんの一瞬で終了するため、チャート上に状況表示をするようになっています。
状況表示はチャート上の任意の位置に任意のメッセージを「表示時間」で設定した時間分表示をします。
上記の設定では、実行時に『BS_Object_Relationship executed』というメッセージがチャート上におおよそ900mm秒間表示されます。
『対象オブジェクト設定』をすることで、色と時間軸を関係づけるオブジェクトを限定することも可能です。
色と時間軸の関係づけの設定では、最大12の任意の色を任意の時間軸に関係づけます。
『時間軸の最大値』はオブジェクトを表示する最大の時間軸です。
例えば、 Red の1440と指定すれば、赤いオブジェクトを日足以下の時間軸すべてに表示し、週足や月足には表示しないことを意味します。
『ラインオブジェクトの除外条件を指定する』設定は、文字通り、水平ライン、垂直ライン、トレンドラインにおいて、除外する線種や太さを設定することが可能になります。
例えば、 Red の1440と指定しても、『除外する線種』に『2:ダッシュ』が指定してあれば、すべてのダッシュ線がすべての時間軸に表示されるようになります。
実戦トレードにおいて、エントリーポイントや決済ポイントになるラインだけを『ダッシュドット』で除外条件にしておくといった使い方が考えられます。
機能追加・変更
2019.5.15
- 時間軸設定カラー数の拡大化
設定できるカラー数を従来の最大12から、「BS_Object_Modifier」のカラー設定値に合わせて24に拡大しました。
設定数拡大によって、ラインだけでなく、たとえば、フィボナッチなどのオブジェクトのカラーと時間軸を合わせることが余裕をもってできるようになります。
2019.5.10
- テキスト及びラベルオブジェクトのリレーションの不具合修正
非常にレアなケースですが、ライン系の除外条件を設定した場合、テキストやラベルオブジェクトの角度変更を行うと、カラーとタイムフレームのリレーションが働かなくなるケースがまれに起こります。
MT4の内部ロジックに起因していると思われますが、「BS_Object_Relationship」のロジック修正を行い、再発しないことが確認できました。
2019/5/8
- オブジェクト リセット機能の追加
「BS_Object_Relationship」実行時に、すべてのオブジェクトの選択をリセットする機能を追加しました。
水平線やトレンドラインなどのオブジェクトを作成したり、変更を加えた後、これらのオブジェクトが中途半端に『選択可能状態』になっていることが多いと思います。
「BS_Object_Relationship」実行時、序に、オブジェクトをリセットしてチャートをクリーンな状態にします。
この機能は、「BS_Object_Relationship」に直接関係ない『序に機能』ですが、あるとなかなか便利です。
トライアルについて
トライアルには制限がありますが、すべての機能が無料で使えますので、「BS_Object_Relationship」を存分にテストしてください。
なお、「BS_Object_Relationship」は単独で利用できますが、「BS_Object_Modifier」とペアで使うと更に効率的ですので、「BS_Object_Modifier」のトライアルも同時に行うことを推奨いたします。
トライアルの制限は、ZARJPYペアだけに限定しています。
トライアル版のダウンロード