ワードプレスを使ってサイトを構築するうえで、最初にやっておくべき作業が、ワードプレスの導入です。今回のワードプレスメモの内容は、汎用的なワードプレスの導入方法についてまとめています。

最近、ワードプレス専門のサーバーが出回っていますが、機能的には通常のレンタルサーバーの方が有利なので特別な場合を除けば選定外になると思います。

格安のプランを除けば、ほとんどのプランでワードプレスが使えます。
しかも、管理パネルから簡単にインストールできる仕組みになっています。

ただし、導入先のディレクトリを変更したり、サブドメインごとに分けたいとか等・・、融通がきかない場合があるのでお気軽ではありますが、万能ではありません。

こんな時は、PC上でワードプレスを設定し、FTPを使って設定したワードプレスをアップロードすれば解決します。
この方法は万能ですが、唯一、アップロードに結構時間がかかるという欠点があります。

そこで、ワードプレスサイトからダウンロードしたワードプレスを、FTPを使ってZIP圧縮したままサーバーへアップロードしサーバー内で解凍してやれば時間の節約になって合理的です。

サーバー内での解凍方法は、解凍用のPHPを作って、これをサーバーにアップロードし、WEBブラウザーからこのPHPにアクセスすればOKです。

ここで少し注意すべきことがあります。
それは、解凍した時のことを考えた上でZIP圧縮をする必要があるということです。
つまり、ダウンロードした状態のZIPをそのままアップロードしてしまうと、意図しないフォルダの中に解凍されてしまうことになりかねないということです。

SAMPLE

ワードプレスを圧縮したZIPファイル『wordpress.zip』をアップロード先のディレクトリに解凍するPHPです。
このPHPを適当なファイル名『unzip.php』で『wordpress.zip』と同じ場所にアップロードします。
WEBブラウザーでunzip.phpにアクセスすれば、PHPが実行され『wordpress.zip』が解凍されます。

<?php
$zip = new ZipArchive();
if ($zip->open(‘./wordpress.zip’) === true) {
if ($zip->extractTo(‘./’) === true) {
$zip->close();
} else {
exit(‘extract error.’);
}
} else {
exit(‘open error.’);
}
echo ‘complete’;
?>

注:『’』が全角になっていれば、半角に直してください。