BS_Object_Protector概要

「BS_Object_Protector」は弊社の「TEXT123」「BS_Object_Modifier」からスピンアウトして開発した非常にシンプルなツールです。
機能的には以下に説明する3つの機能があります。
3番目の『オブジェクトプロテクトのデフォルト設定変更』は「BS_Object_Protector」に新しく搭載した独自機能になります。

オブジェクト・ロック機能

新しく水平線やトレンドラインなどのオブジェクトをチャート上に作る時、すでにチャート上にあるオブジェクトを誤って移動させたりしないようにロックを掛ける機能です。

起動は、弊社の他のツール同様、初期パラメーター設定で『プロテクトON/OFFキー』に予め登録しておいた任意のショートカットキーを使って行います。キーの打鍵の度にロックのオンオフが切り替わります。
なお、ロック中にタイムフレームを切り替えた場合にも、もとの状態に戻す仕様にしています。

オブジェクト・リセット機能

こちらは、『中途半端に選択可能になっているオブジェクト』を選択前の状態にリセットします。
先ほどのオブジェクトロックでキー打鍵を2回行うことによっても同様の結果にはなります。

起動方法は、こちらも初期パラメーター設定で『リセットキー』に予め登録しておいたショートカットキーを使って行います。

『中途半端に選択可能になっているオブジェクト』が存在すると、折角、苦労して引いたトレンドラインなどが不意なマウス操作で移動してしまったり、誤ってDeleteキーを押してしまえば、選択されているオブジェクトがすべて削除されてしまいます。
オブジェクト・リセット機能を使えば、こうしたトラブルを未然に防ぐことが可能になります。

オートリセット機能

『オートリセット機能』をTrue設定すると、選択したオブジェクト以外がすべて選択解除されます。
オブジェクトの選択方法はマウス右ボタンワンクリックです。
単体でももちろん使えますが、『BS_Object_Modifier』と一緒に使うと効果的です。
なお、『BS_Object_Creator』には、『オートリセット機能』が組み込まれているので、『BS_Object_Creator』と合わせて使う場合は、必要ありません。

追加 2019.5.26リリース

オブジェクトプロテクトのデフォルト設定変更機能

これを機能というと少し変かもしれませんが・・・
チャートを開いたとき、「全ての既存オブジェクトが選択可能かつ、アンロック状態」というのがMT4の仕様です。
「オブジェクトプロテクトのデフォルト設定変更機能」は、MT4の仕様の真逆で、チャートを開いたときの既存オブジェクトのデフォルト値をすべてロック状態にする機能です。

デフォルト値をすべてロック状態に設定すれば、タイムフレームを変更した場合もロックが保持される仕様になります。
既存のオブジェクトを修正する場合には、前述の『オブジェクト・ロック機能』と同様、初期パラメーター設定で『プロテクトON/OFFキー』に予め登録しておいた任意のショートカットキーを使ってロック解除を行います。

言葉で説明するとややこしく感じますが、非常にシンプルなことなので、是非トライアル版をインストールして体験してみてください。

BS_Object_Protectorの設定

トライアルについて

トライアルの制限は、ZARJPYペアだけに限定しています。
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